都会の喧騒から離れた豊かな自然の中での生活。
木々と土の香りが優しく鼻をくすぐる木漏れ日の中、庭のカウチでくつろぐ。ゆっくりと流れる時間。
庭にいても隣家の気配など感じることなく、夜になれば街灯のない漆黒の闇に包まれ空には視界一面の星空が瞬いていました。
ああ、僕が求めているのはこういう生活だ。
多くの人がそうであるように、僕も一瞬で軽井沢に魅了されました。
ここに住むことはできないのだろうか?
そういう場所はたまに来るからいいんだよ。という方も多いでしょう。
でも僕は、こういう所に住んで、たまに都会に行く方がずっといいんじゃないかな?と思いました。
何処の田舎に住む?
この件をきっかけに、少しずつ田舎暮らしや地方への移住について調べ始めました。
僕は「軽井沢」というブランドにはそこまで拘りはなく、似たような暮らしができる環境を見つけられれば、軽井沢よりコストパフォーマンス良く移住できるんじゃないかな?と考えていました。やっぱり軽井沢ってお金持ちの別荘地ってイメージもありました。僕にはとても買えないんじゃないかって。
ただ、縁もゆかりもない田舎への移住って結構ハードル高いです。
積極的に移住を受け入れている自治体とかもあるにはあるんですが、情報量も少ないし、やはり行った事もない田舎にいきなり飛び込んで行くのは勇気がいります。
そんな時ふと、妻の実家の在る田舎を思い出しました。
軽井沢の様な別荘地のイメージはありませんが、自然豊かだし、東京へのアクセスもそんなに悪くない。
しかも、その某県には僕も以前転勤で2年間ほど住んでいたこともあり、ある程度の土地勘もありましたし、そして何より妻の実家が近くあるというのは非常に心強い。
パーフェクトじゃないか!
ただ、一点を除いて・・・。
雪です。
その地域は毎年大雪が降るのです。
そして何を隠そう、僕は雪が大嫌いです。正確には雪と言うより寒いのが大の苦手です。
幼い頃から人一倍寒がりで、寒いと本当にテンションが下がります。体が身体活動を拒み、気分が鬱々としてくるのです。
なので毎年冬になると雪掻き・雪降ろしが必須の生活環境はなんとしても回避したいと思いました。
ただ、調べているうちに、比較的雪の少ないエリアもあること、家の構造によっては雪降ろし等不要なことなどがわかってきました。(まぁ、本当かどうか住んでみないとわかりませんが。)
ということで、この”唯一にして最大の問題”をクリアできるのならば・・・という「条件付き」で、田舎暮らしの為の移住先の第一候補としてこの地域を選ぶことにしました。
そして、この時点で初めて、妻に田舎への移住構想について相談しました。
彼女は即、この計画に賛同してくれました。
移住となれば転職が必須だし、僕の年収も恐らく今より下がるのですが、
「君がそうしたいのならいいじゃない、お金のことは共働きだしどうにでもなるさ」と言ってくれました。
移住となれば転職が必須だし、僕の年収も恐らく今より下がるのですが、
「君がそうしたいのならいいじゃない、お金のことは共働きだしどうにでもなるさ」と言ってくれました。
妻の両親も最初は少し戸惑っていましたが、娘が地元に戻って来ることを喜んでくれました。
僕は本当に恵まれた環境にいます。


