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2015/10/02

土地探し② 奇跡の土地!

だからと言って住宅街の分譲地では理想の生活とは程遠く、わざわざ田舎に移住する意味がありません。
思う様に事が進まず、全ての計画を白紙に戻そうかとも考えました。この期間が本当辛かった。

そんな状態で数ヶ月が過ぎたある日、妻の父から連絡がありました。
僕らが好きそうな雰囲気の土地に「売地」の看板が立っているというのです。

残念ながら写真を残しておらず、Google Mapから。この辺りは以前に一度、土地探しに来た事があったのですが、その時は見た土地は結局、市街化調整地区という事がわかり諦めた経緯がありました。
早速、その看板に書いてあった不動産屋の電話番号へ連絡。不動産屋とアポイントを取りました。

ただ、この不動産屋のご主人。Oさんとします。これがちょっと頼りない。。。
Oさんは結構お年を召した(80歳近い?)初老の男性で、その不動産屋はどうもOさん一人でやっているご様子。
ホームページなども無く、連絡は全て電話でやりとり。メールもやっていないよう。。。
そして「訛り」がハンパじゃない! 正直、僕はおっしゃっていることの半分も理解できず。
こっそりネイティブの妻や義父に通訳してもらいながら会話をしていました。電話も妻に掛けてもらったり。。。

Oさんのおっしゃっていることをバイリンガルである妻に要約してもらうと
「この辺りはバブル時代に別荘地として売り出された土地であり、一度分譲地となった事から市街化調整地区の指定を免れた」ということ!まさに奇跡の土地!

その土地は小高い丘(というか山)の上にあり、周りは緑豊か(というか森)で、その中にぽつんと10世帯くらいの集落があり、その中の一角。
隣に家こそ立っているものの、それぞれの敷地が広く、あまり密集している感じがしません。むしろ100坪弱のウチは狭い方。
一番気に入っているのが国道から敷地へ通じている道。道路の両脇を延々とに高い杉並木が続いていて、樹木のトンネルの中を進んで行く様。
この景色を初めて見た時、軽井沢のあの光景を思い出し嬉しくなりました。以来、僕の中で●●県の軽井沢と呼んでいます。
別荘地ということもあり、住民が代々地元の方ではなく、他所から移ってきた人達というのも良い点だなと感じました。

即決しました!

何ヶ月経っても全然良い土地に巡り逢えず痺れを切らしていたということもありましたが、正直、他に良い土地が出てくる気配もなかったので。

土地購入に当たっても、不動産屋のOさんには結構振り回されました。
もっと広い土地で他にも家を建てられる土地がまだある!と言われたが、結局そこも市街化調整地区だった とか
土地の値段をもっと値切れる!と豪語するも、結局ほぼ地主の言い値(それでも格安でした!) とか
宅建業法で定められた上限以上の仲介手数料を請求されたり とかとかとか
でも、結果オーライですね!
(後からわかった事なのですが、例え、立て看板があったとしても、どの不動産屋に仲介頂いても良いそうです。仲介手数料も変わりません!良い勉強になりました。)

地主の方も優しい方でした。20年程前にお子さんの為に買った土地だったそうですが、そのお子さんも大人になり、現在は関東で家を建て暮らしているそうです。
あなた達の様な若い夫婦に譲る事ができて良かった!」とおっしゃって下さいました。

遂に!田舎に土地を買ってしまいました!

2015/10/01

土地探し① 田舎暮らし向きの土地が全然ない!

さて、移住したい地域も決まり、いざ土地探し!
となったのですが、これが全くもって上手く進みませんでした。

当時、遠方に住んでおり現地の不動産屋に気軽に足を運べなかったので、まずはネットで検索するところから始めました。
普通の分譲地区は沢山ヒットするのですが、僕が理想としている様な田舎暮らし向きの土地”(自然に囲まれ、周囲に隣家がないorあってもかなり離れている)は殆ど出てきません。
まぁこれは予想していました。ネットの情報とはいえリアルタイムで更新されている訳ではないでしょうし、不動産屋が抱えていてもネットに出していない情報も沢山あるのだろうと思いました。

そこでいくつかの不動産屋にメールを出しました。下記に内容一部をコピペします。

現在、住宅用に土地を探しております。
『多少不便でも、あまり住宅が密集していないエリア』を希望しています。
下記希望条件に近い物件がありましたら、ご紹介頂けますでしょうか。
・○○エリアまで車で30分圏内(○○は転職先が見つかるであろう地域の名前)
・土地面積 60~120坪
・予算 ×××万円以下(それ以上でも、その他の条件が合っていればご紹介ください。)
また、同様の条件で築30年以内の中古物件がありましたら、そちらもご紹介頂けますでしょうか。

土地と並行して、中古物件も探していました。中古物件をフルリノベーションして住めば、新築を建てるよりも安く済むと考えたからです。古民家をリノベーションして、田舎暮らしとか最高にカッコイイですよね。カタチから入るタイプです。

これに対し、何件か物件を紹介して頂けたには頂けたのですが、どれも今ひとつパッとせず。。。
いやいやいや、もっとあるでしょう?そこら中、空き地ばかりではありませんか?(失礼)
少し山奥とか、森の中とか、多少不便なところでもいいんですよ?むしろそういう土地を望んでるんです!

こうした無知な僕に対し、このあと何度も聞く事となるあの”忌々しい言葉”を不動産屋が教えて下さいました。

  「市街化を抑制すべき区域」とされる。この区域では、開発行為は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域となる。Wikipediaより引用)

つまり土地は沢山あるけど、そこに自由に家を建てられる訳ではないと。完全に想定外でした。
しかもここ一帯のエリアにおいては、僕らが土地を探し始める約半年前まではまだ市街化調整地区の指定がなされていなかったというのです。
あそこの土地も、ここの土地も、家が建てられたと!そんな・・・自分の不遇を呪いました。あと半年決断が早ければ・・・。

そりゃ行政の意図ももちろん理解できます。ただでさえ人口が減る一方の地方で、あっちこっち好きなところに住まわれたらインフラとか福祉が行き届かないですもんね。
わかるんですが、ああ、半年前だったらと思ってしまうのです。



さて、田舎移住計画はいきなり窮地に立たされました。絶望的な状況です。
僕が思い描いていた”田舎暮らし向きの土地”は皆、市街化調整地区に指定されており、住宅を建てることができないのです。


ちなみに、行政が運営する移住希望者向けのホームページなどもありましたが、当時はあまり充実した内容とは言えませんでした。(地域の特色や移住者の声みたいなものがメインという感じ)
空き家バンクもあるにはあるのですが、僕が観た時は殆ど稼働していませんでした。行政に問い合わせをしたら今はサイトを作っただけで、来年から本格的に稼働しますという様なことをおっしゃっていました。